みなさん、こんにちは!
税理士の田口です。
基本的に私は、「ビジネスは戦争である」という気持ちで日々の業務に臨むようにしています。
戦争とは、化かし合いだとおもいませんか。「相手の裏をかく」という言葉があるように、騙し討ちがあるのです。
孫子の兵法には「いかに敵を騙すか」ということが、本当に生々しく書かれています。基本的に人を動かすためには、強烈なメリットを強調したり、逆にデメリットの部分をあからさまに示してみたりする手法がとられます。
たとえば、とある人物に対して「あの人は短気で怒りやすいから、仲良くしない方がいい」という評価を下したとします。そう言われると、周りの人はなんとなくその人の価値を低く見積もってしまうかもしれません。
しかし、何事も短所というものは、裏を返せばメリットでもあるのです。
「短気」という側面だけを見れば確かにマイナスかもしれませんが、見方を変えれば「常に熱意がある」「スピーディーに動ける」「勇気がある」人物だと言えるかもしれませんよね。
このように、物事の「とある一点」だけをあえて強調することによって、人の注意を引きつけたり、特定の方向へと誘導したりする。これが一つの強力な手法として存在するわけです。
もちろん、これを自らの武器としてビジネスに用いることもあり得るでしょう。しかし逆に言えば、私たちがいつその「標的」にされ、特定の方向に誘導されるかもわからないということです。
何か「メリット」を感じる時には、逆にデメリットを考えてみることが、駆け引きの場では重要でしょう。
あなたとタッグに。
最後まで経営を続けるパワーを。
Tag税理士事務所でした。
参考文献
浅野裕一先生著『孫子』講談社学術文庫
九変篇より